「みんなあーと」がかえってきた!

色とりどりのアート作品が「かでる2.7」に集結

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3年ぶりの開催となった「みんなあーと」展の今年のテーマは「芸術(あーと)の力、燃える心」。
生活を豊かにする芸術は、創る人と観る人の心を熱く燃やし、また、生きるための力になるのではないか、そのような想いが込められています。

今年は300作品の応募がありました。参加した施設や事業所は実に77!(個人1含む)
その中から入賞を果たした作品が会場の「かでる2.7」に展示されていました。
色鉛筆やペンだけでなく、切り絵、折り紙、織物、自分で染めて裂いた布など、画材も多種多様。
また、絵だけでなく、書道あり、編み物あり、と目を奪われるものばかり。沢山の力作が「かでる2.7」の壁面を彩ります。
立体作品も焼き物、紙、木、…とこちらも一つ一つ興味深い作品ばかり。
さらに、節目の回ということもあり、特別企画として過去の作品を見ることのできるアーカイブコーナーも。
じっくりとみていたら気が付けばあっという間に時間がたってしまいました。

また、近隣の施設からご自身や仲間の作品を見に足を運ばれた方も。
少しお話を伺ったところ、みんなで作った作品が飾られ、多くの来場者に見ていただけることで、次の作品のモチベーションにもなるそうです。

20回目の節目を迎えた「みんなあーと」

「みんなあーと」展は、2001年から回を重ね、今回で20回目を迎えます。 
主催者である北海道障がい福祉協会の常務理事兼事務局長でいらっしゃいます 笹原啓一郎様に開催に先立ち、一言いただきました。

道内在住の知的障がい児者の芸術活動を推進し、広く普及するために始めた「みんなあーと」は、今回で20回目を迎えます。コロナ禍の中、施設・事業所の皆さんがコツコツと積み重ねてきたアート活動を、たくさんの方に観ていただきたいのでご来場お待ちしております。直接はお会いできないけれど、コロナに負けない参加者の熱い気持ちをアートを通してお届けします。

17日にはステージ発表もオンラインにて配信されました。
こちらも3年ぶりということで、出演者の気合も十分!
画面ごしにも伝わる熱気あふれるパフォーマンスをみることができました。今度はぜひライブでみたいという声がきっと多かったことと思います。

来年も再来年も、回を重ねてますますパワーアップする「みんなあーと」。
作品を作り上げる皆様もますます元気でパワーアップした日々を過ごされますように、これからも応援してまいりたいと思います。