技能が光る!アビリンピック北海道2022
アビリンピック北海道大会2022暑くて熱い1日
2022年10月1日。北海道は10月歴代最高の真夏日を迎えるほどの暑い日でした。
そんな中、晴天の空の応援も受けながら、今年もアビリンピック北海道大会が開催されました。
「アビリンピック」とは、アビリティ(Ability:能力)とオリンピック(Olympics)を合わせた言葉で、障がい者の方々が職業技能を競う競技大会のことです。
日ごろ培った技能を互いに競うことにより、その職業能力の向上を図るとともに、企業や社会一般の人々が障がい者雇用に対する理解と認識を深め、雇用の促進を図るという目的も併せもっています。
全国では技能競技25種目とデモンストレーション競技3種目にわたって競技が繰り広げられており、北海道大会ではこのうち7種目の競技と、1種目のデモンストレーション競技が行われました。
開催競技は以下の通りです;
- ワード・プロセッサ
- パソコンデータ入力
- 喫茶サービス
- ビルクリーニング
- オフィスアシスタント
- 木工
- 縫製
- ネイル施術
どの選手も真剣でひたむきな表情。緊張を乗り越えて、日ごろの練習の成果を発揮していきます。
応援団の販売会や学校紹介も
参加している高等支援学校の学校紹介コーナーや、物品販売、ワークフェアなども同時開催され、選手とその関係の方だけでなく、一般の方々にもアビリンピックや障がいのある方々への支援を知っていただく場にもなっていました。
就労支援施設等の販売コーナーおよび障害のある方の働く企業紹介コーナー参加団体は以下の通りです
- 光ファクトリー
- アトリエトポス
- 工房ウッディートイズ
- 畑とキッチン
- 工房クローバー
- 工房ぶら里
- 株式会社ほくでんアソシエ
- 株式会社特殊衣料
▲ 福祉ネイル体験コーナーや盲導犬協会のコーナー、職業体験コーナーも併設され、 広く一般の方も参加・応援しやすい工夫がされています。 |
ひたむきに競技に打ち込んだ選手の結果発表
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、当日に表彰式は行われませんでしたが、後日、各競技の入賞者はホームページ上で発表されました。 結果は以下の通りになります。
どの選手も、本当に素晴らしい競技姿勢でした。
ピンと伸びた背中、真剣なまなざし、それらからは自身の技術を磨いてこの場に立つまでの努力や苦労がにじみ出ていて、大きく堂々と見えました。
これからもご活躍を期待しています。
また11月には全国大会も開催されます。
こちらには昨年度の入賞者から選抜された方が出場予定。
全国レベルでの熱き競技会の様子も、お伝えしたいと思います。