2022技能五輪全国大会メダル受賞報告会

北海道知事への報告会

2023年1月17日 北海道庁知事会議室にて、技能五輪全国大会メダル受賞報告会が行われました。
今回の技能五輪は全国から41職種1041名もの選手が参加。その闘いを勝ち抜いてきた入賞者が集まりました。

各選手の紹介の後、美浪副団長より2職種5名が入賞という、素晴らしい結果が報告され、改めて選手たちの健闘が称えられました。
特に建具部門は6年連続の金メダル獲得。目に見えぬプレッシャーもあったことは想像に難くありません。しかしそんな重圧に負けることなく栄冠を勝ち取った選手の皆様へ、鈴木直道北海道知事からは敬意と励ましの言葉が惜しみなく贈られました。
同時に若者の気持ちに寄り添い、熱心にご指導をされてきた企業や先生方への感謝も述べられ、和やかなムードが漂う報告会となりました。

北海道知事報告会の様子

▲ 金賞受賞の古谷選手は「課題は事前に出ているものの、実は前日に若干変更がかかります」と裏話(?)も。想像以上に過酷な課題だったのですね!

報告会の様子2

報告を受ける知事

知事と選手たちの集合写真

▲ 選手たちと、その指導に当たられた方々。 向かって右の作品が古谷選手の作品です。

北海道のものづくり、照準は世界へ

全国を上回るスピードで人口減少が進む北海道では、地域経済を維持し活性化することが喫緊の課題。それに伴って将来を担う優秀な技能者の皆様の育成も重要になります。
北海道としても、モノテクの技能者の育成と共に、モノづくりの魅力、技能の大切さを発信する取り組みを進めていきたい、と鈴木知事。
北海道の技能水準が高く評価されたことを誇りに、国・市町村・関係団体と団結、連携を進めていきたいと続けられました。

来年度愛知県で行われる技能五輪大会は国際大会出場権を懸けた戦いとなります。全国大会の突破と再来年のフランス大会出場、そして国際大会でのメダル獲得にむけ、すでに照準を合わせている選手もいるとのこと。
北海道のものづくりに懸ける若者と応援する企業や指導者の方々の活躍をこれからも応援しています。