メダルを胸に北海道知事へ受賞報告会
北海道庁で受賞報告会が開催されました
2025年1月28日、北海道庁にて「第62回技能五輪全国大会」および「第44回全国障害者技能競技大会(アビリンピック)」の受賞報告会が行われました。
全国から集った若き技能者たちが、北海道代表として挑んだ成果を報告しました。
北海道選手の輝かしい成果
技能五輪全国大会には、全国から41職種・496名が参加し、北海道からは20名が出場。
そのうち8名が入賞を果たしました。
家具職種では銀賞2名、銅賞2名、敢闘賞2名を獲得。
また、とび職種では銅賞を受賞するなど、各分野で優れた技術を発揮しました。
一方、アビリンピックには全国から25種目・398名が参加し、北海道からは10名が出場。
歯科技工種目で河野仁志さんが銀賞を獲得し、パソコン部門では努力賞を受賞。
北海道のアビリンピック選手は11大会連続で入賞を果たし、その技術力の高さを示しました。
喜びと努力の軌跡
受賞者からは喜びの声が寄せられました。
「前回の銅賞から今回の銀賞へ。飛び上がるほど嬉しかった」(アビリンピック歯科技工種目銀賞・河野仁志さん)
「重大なミスをしたが、気持ちを持ち直し、金賞を取ることができた」(技能五輪左官職種金賞・高橋泰喜さん)
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▲ 金賞受賞の報告をする高橋さん |
また、複数職種に挑戦し4回目の出場を果たした選手や、高等技術専門学院で学び合った同期がそれぞれの職場で技を磨き、全国大会で再会を果たすなど、選手たちの熱い挑戦の軌跡が語られました。
鈴木直道知事からの祝辞
報告会では、鈴木直道北海道知事が選手たちへ祝辞を贈りました。
「皆さんそれぞれ困難があっても、結果を携えて戻ってこられたことを称えます。日々の研鑽はもちろん、それを支える方々がいてこその成果だと思います。この経験を自身の人生のために活かしてほしい」
技能を競い合い、研鑽を積んだ経験は、受賞の有無を超えて大きな財産となります。北海道の若き技能者たちがこれからもさらなる高みを目指し、その技術を未来へとつないでいくことを期待し、これからも応援していきます。
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▲ 競技中の心境などを気さくに尋ねる鈴木知事と笑顔でこたえる選手たち |