つながる方法はひとつじゃない。~オンライン研修会~
研修で情報共有するのも大切な仕事です
「赤い羽根」でおなじみの、各都道府県にある共同募金会。
世の中には募金の窓口も募金方法もたくさんありますが、この中でも共同募金会は唯一、社会福祉法で定められている募金団体です。
以前もお伝えしましたが、「じぶんのまちを良くするしくみ」づくりのためには、地域の個人・団体・法人といった様々な方面の協力が不可欠です。一方、当然のことながら、関わる窓口がふえればそれだけまとめるのは大変な仕事になります。
一つ一つの作業を、ミスや行き違いなく積み上げていくことが要求されます。
そこで、定期的な研修を行い、円滑に運営できるように確認をすることがとても大切になってくるというわけです。
オンライン研修会でリスク低減
ところで、新型コロナウィルス感染対策はいまや当たり前のものとなり、研修や面談のオンライン化も急速に身近になりましたね。
手軽に情報共有をし、移動時間や費用、感染リスクを考慮することなく行うことができます。安全な運営と経費節減の強い味方です。
福島県共同募金会でも、今年はオンラインを導入し、8月31日と9月1日の二回に渡って実務者研修を行いました。
事務局の各担当より、コロナ禍における共同募金運動の展開方法、事務的な連絡事項の説明がありました。集まった寄付金は最終的には県共同募金会に集約されますが、募金活動は市町村ごとに展開されているとのこと。そのため、市町村の皆さまと募金活動の実施にあたっての考え方の統一を図ることや、業務に関する情報・意見交換が非常に重要であることを伺いました。
初めての試みでしたが、事前の接続テスト等のきめ細かい準備が功を奏し、滞りなく研修会を開催することができました。
研修会を担当した源後様からコメントをいただきました!
コロナ禍で県内の出張もほとんどないため、オンラインでしたが、久しぶりに市町村の皆さんのお顔を拝見でき、とても嬉しい気持ちになりました。
今年度の募金活動を実施する上で、今回の研修会が少しでも役立つものになれば幸いです。
そして、オンライン会議の便利さを実感できたので、市町村の皆さんともっと情報交換等を行っていきたいと思っています。
今年も10月1日から赤い羽根共同募金運動が始まります。
皆さんの優しさを赤い羽根にお寄せください。
我々もお手伝いいたします!
実は弊社、共同募金会の仕事の重要性、集約のツボ、それらを熟知したスタッフが何名もおります。
その中で、今回は取締役 児玉 芳武も講師を務めさせていただき、共同募金システムを用いた業務効率化と経理処理についてのご説明をいたしました。
「いい道具も使えなければ意味がない」というのが創業時からの弊社のモットー。
単なる使い方を超え、「使いこなし方」「経理処理の実務」といった一歩踏み込んだご説明で、新しくご担当になった方も、業務に精通した方も「ほほう」「なるほど」と納得いただける講習をご提供しております。
「自分の地域にはその使い方が合っているのかわからない」という市町村のご担当者様も、個別にご相談を承っていますので安心です。
今回も8カ所ほどの市町村様からご相談を賜りました。
その結果は随時都道府県共同募金会様にフィードバックし、共有を図っておりますので、行き違いもありません。
また、アンケート結果をもとに講習の内容や進め方を研究し、より分かりやすく丁寧なパートナーを目指していきます。
ご質問、ご相談はいつでもこちらまで
初任者研修、実務者研修など、レベルに合わせた様々な切り口で、経理のきほんの「き」から応用まで、丁寧にご説明いたします。
また、各市町村での共同募金会運営のご相談も承っております。
お気軽にお問合せ、ご相談ください!