アビリンピック全国大会 堂々開幕!

第42回アビリンピック 幕張で開催

2022年11月5日、千葉は汗ばむくらいの陽気でした。そんな秋晴れのもとで第42回アビリンピック全国大会が開幕。
全25種目、368名の選手が技を競いました。
北海道からは先にお伝えした通り、8名の選手が出場し、それぞれ培ってきた技を惜しみなく出し切りました!
皆さんの真剣な姿勢に、見ている方も気合が入ります。

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▲ 普段から就労事業所で縫製の仕事に携わる田中選手は三回目の出場。

▲ 木工種目新篠津高等養護学校の佐々木選手。
先生と一緒に頑張ってきた成果を発揮します。

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▲ ビルクリーニングは元気な挨拶から!
隅々まで行き届いた所作が光ります。

▲ パソコン組立では、中身の組み立てだけではなくソフトウェアのインストールや設定までを行います。

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▲ オフィスアシスタント競技。
目にもとまらぬ早業で封入作業をしていきます。

▲ 写真撮影は毎回高いレベルが要求される競技

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▲ 北海道から初出場となるネイル施術では、
美しさと爪の健康の両面を兼ね備えた技術を競います。

歯科技工は、今年から種目内容がデジタル加工に変わりました。
練習期間が短く、ご本人は大変だったそうですが、佐々木選手の所属する職場では、「この先、障がいのある方も首や手に負担を感じることなく歯科技工の仕事を続けていける」と新しい可能性を見出しているそうです。

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▲ 競技終了後、選手みんなでの一枚。
他県の選手と交流できるのも全国大会の醍醐味のひとつです。

障がい者ワークフェアも同時開催

会場では障害者ワークフェアも同時開催され、障がい者の雇用促進の取り組みなどが紹介されていましました。
我が北海道からも株式会社特殊衣料が出展。障がい者とともに働くことは、どこか遠くの話ではなく、当たり前にそばにあるものだということが実感できました。
会場は一般参加OKで、クイズラリーなどのイベントも盛りだくさん。楽しみながら障がい者の雇用や職業能力に関する理解を深めることができる催しとなっています。
このような機会が今後も増えていくといいですね!

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